【業務改善助成金とは?】
業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)の引上げを図るための制度です。
生産性向上のための設備投資(機械設備、POSシステム等の導入)などを行い、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成します。
※ 平成31年度につきましては、受付を開始しました。なお、申請期限は翌年の1月31日までです。
【支給の要件】
❶ 賃金引上計画を策定すること
事業場内最低賃金を一定額以上引き上げる(就業規則等に規定)
❷引上げ後の賃金額を支払うこと
❸産性向上に資する機器・設備などを導入することにより業務改善を行い、その費用を支払うこと
ただし
(1) 単なる経費削減のための経費
(2) 職場環境を改善するための経費
(3) 通常の事業活動に伴う経費
は除きます。
❹ 解雇、賃金引下げ等の不交付事由がないこと など
※その他、申請に当たって必要な書類があります。
【助成額】
申請コースごとに定める引上げ額以上、事業場内最低賃金を引き上げた場合、生産性向上のための設備投資等にかかった費用に助成率を乗じて算出した額を助成します(千円未満端数切り捨て)。
なお、申請コースごとに、助成対象事業場、引上げ額、助成率、引き上げる労働者数、助成の上限額が定められていますので、ご注意ください。